- ホーム
- ルームウェアのお洗濯方法
ジェニファーパメラのルームウェア。
とってもかわいいけれど、家でお洗濯できるのかちょっぴり心配・・・
でも大丈夫!
もこもこルームウェアもガーゼのルームウェアもサテンのパジャマも、ポイントさえ守れば
誰でもお家で簡単にお洗濯できちゃいます。
素材別!ルームウェアの洗濯方法
連日の猛暑で、夜も暑くてたまらないですよね。暑くて寝苦しい夜は汗もいつもより沢山かいてしまい、洗濯の頻度も高くなってしまいます。
お洗濯の頻度があがると気になるのが、生地が傷んでしまわないかということ。
そこで今回は以前よりお問い合わせの多かったルームウェアのお洗濯方法についてお話いたします。
お洗濯を失敗したくない方、ルームウェアをできるだけ長く良い状態で使いたい方必見!
これからご紹介する方法で今シーズンはぜひふっくらとした仕上がりをお楽しみください。
洗濯表示のチェック方法
まずはお洗濯前には必ず洗いたいルームウェアの洗濯表示を確認し、どんな洗い方ができるのかチェックしましょう。記載されているマークによって注意点がありますので以下を参考にしてみてくださいね。
洗い マーク
基本の「洗う」マークの中に書かれた数字は、洗濯に使う水温の上限です。
「洗う」マーク下に書かれた線は洗う強弱を指示したもの。下線が増えるほど優しく洗うサインです。
上から2つめまでの洗濯機マークがついていれば、安心して洗濯機で洗えます。
洗うマークの下に線がなければ使う洗濯洗剤は、いつも使っているものでOK!
逆に線があったり、手洗いマークがついている場合はおしゃれ着用の洗濯洗剤を使いましょう。
漂白 マーク
今までのフラスコマークから三角マークに変わりました。新マークでは酸素系漂白剤の表記も増えました。
コストコでおなじみのオキシクリーンは酸素系漂白剤なので、
三角形に斜め線がはいっているかどうか必ず確認してみてくださいね。
乾燥機による乾燥 マーク
タンブル乾燥とは、筒状のドラムの中で衣類を回転させながら乾燥させることです。ドラム式洗濯機やコンランドリーで行われる乾燥方法で
基本の「乾燥」マークの中に円が描かれていて、「・」の数で排気温度の上限が決まります。
注意が必要なのはコインランドリーのガス乾燥機。
70℃を超える高温になることが多いので、事前に洗濯表示マークは必ずチェックするようにしましょう。
同じように乾燥機能がある縦型洗濯機にも高温になるものがあるので注意が必要です。
自然乾燥 マーク
自然乾燥には、ハンガーに吊るして干す「つり干し」と平置きネットに寝かせて干す「平干し」があります。衣類を広げたまま乗せて干せる平干しネットが一つあると便利です。
ズレ防止のバンド付きのものを選ぶと、洗濯物が風で飛んでしまうのを防ぐことができます。
平干しネットがない時や、大きなサイズを広げるスペースがないときは、
ハンガー2本を使ったジャバラ干しがおすすめです。
綿100%のルームウェアの洗濯方法
吸水・保湿性にも優れ肌触りが良い綿100%のルームウェアはジェニファーパメラでも常に人気の高いアイテム。ジェニファーパメラの綿100%のルームウェアは、繊細な縫製部分があったりするので、
長くご愛用頂きたい為、手洗い表記の物が多くなっています。
コットンのルームウェアの洗い方
基本的には綿は水に強いので、洗濯機で場合問題も少ないのですが、シワをできるだけ減らしたいなら洗濯ネットに入れて洗っても大抵の
「ドライコース」や「手洗いコース」などのおしゃれ着洗いモードを使うとよいでしょう。
1:ルームウェアを裏返しにして軽くたたんで、洗濯ネットに入れます。
2:洗濯洗剤と水を混ぜて洗濯液を作り、たっぷりの水量で洗濯機でやさしくお洗濯してください。
3:脱水は、洗濯機で軽めに脱水します。
※軽めに脱水することでシワができにくくなります。
4:干すときは風通しの良い場所で陰干しにします。
※綿の生地は乾燥機にかけると縮みやすいため乾燥機のご使用はお避けください。
コットンのルームウェアの干し方について
綿は他の素材に比べ比較的厚い生地が多く、うっかりすると生乾きになりやすい素材です。生乾きは雑菌が繁殖してしまって嫌な臭いの原因になってしまいます。
「風通しのいい日陰」で干すと乾きがよくなり、
日光による生地の痛みや色あせを防ぐことができますよ。
洗濯物を干す場所が少ないからと言って洗濯物を密に並べすぎてしまうと
湿った空気でいっぱいになり、乾きが遅くなって生乾きになってしまいます。
服と服の間隔を10〜20cmほどあけて風が通りやすい空間にしてあげましょう。
洗濯物を物干し竿に並べるときは両端に丈の長い大人の洗濯物やバスタオル、
真ん中に丈の短い子供の洗濯物やフェイスタオルを配置する「アーチ干し」がおすすめです。
出典:https://www.sunward.co.jp/blog/2016/05/post-11.html
アーチ干しすることで内側にも風が通りやすくなりなり、乾きが早くなりますよ。
コットンのルームウェアについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
コットンのルームウェアを探す |
もこもこ素材のルームウェアの洗濯方法
もこもこルームウェアの洗い方
1:ルームウェアを裏返しにして軽くたたんで、洗濯ネットに入れます。※ルームウェアを裏返しにすることで、生地が痛むのを防いだり、プリント割れがしにくくなります。
※この時、ルームウェアにファスナーのついているものは必ずすべてファスナーを閉めてください。ファスナーを開けたまま洗濯機をまわしてしまうと、ファスナーがからんで生地をいためてしまうことがありますので注意しましょう。
2:洗濯桶にたっぷりの水または30度のぬるま湯を入れ、洗濯洗剤を十分に溶かします。
3:ルームウェアを洗濯ネットにいれたまま、洗濯液を良くしみこませます。片側をそれぞれ20回程度押すように優しく洗いしてください。
※この時、揉んだり、こすったりしないよう注意してください。
4:脱水は、洗濯機で短めに脱水します。
5:キレイな水を入れ替え、すすいで洗剤を洗い流す。泡がなくなるまで2〜3回繰り返す。
6:脱水後、ルームウェアをパタパタと5回〜10回ほど振ってパイルを立たせてから陰干しで干すことで、ふっくら感が長持ちします。
伸びてしまったパイルについて
もこもこルームウェアを長くつかっているうちに、ピロピロっとパイルが伸びてしまうことがあります。伸びてしまったパイルは、他の生地を傷つけないようハサミで短く切ってください。
パイルはぎっしりと密に織られていますので、途中で切ってしまってもパイルが抜けることはありません。
もこもこのルームウェアを探す |
ガーゼのルームウェアの洗濯方法
その目の粗さから抜群の通気性で、熱がこもりにくく、蒸れにくく快適な寝心地なのがガーゼのパジャマ。洗濯すればするほど柔らかになり、2重ガーゼ、3重ガーゼとなるほど
ガーゼとガーゼの間に空気層ができ適度な保温性と通気性を保ってくれます。
「寝始めは暑いけど、明け方は冷え込んで寒い」春や秋、
季節の変わり目のようなシーズンにもピッタリのパジャマです。
ガーゼのルームウェアの洗い方
1:ルームウェアを裏返しにして軽くたたんで、洗濯ネットに入れます。※ガーゼはやわらかさを出すためにもともと目が粗く織られています。素材上どうしてもガーゼの繊維が引っ掛かりやすいため必ず洗濯ネットに入れるか単独で洗うようにしてください。
※ガーゼはもこもこルームウェアやパイル素材と違って一度引っかかってしまうと穴となってしまいますので気を付けましょう。
2:洗濯液を作り、たっぷりの水量で洗濯機、または手洗いでやさしくお洗濯してください。
※ガーゼ生地は洗えば洗うほど柔らかくなる生地なので、柔軟剤を使用してしまうと吸水性が悪くなり、生地の毛羽落ちしてしまい痛めてしまうので、入れずにお洗濯してください。
3:脱水は、洗濯機で軽めに脱水します。
4:ガーゼ干すときは風通しの良い場所で陰干しにし、縮みの原因になりますので乾燥機のご使用はお避けください。
※ガーゼは伸びやすく形が崩れやすいので、
生地を傷めないように優しく整えながら干してください。
毛羽が気になる場合は優しく数回バタバタと振ってもOK。
※干す際も洗濯干し場に引っかかりそうなものがないかよく注意してください。
ガーゼのルームウェアを探す |
レーヨンのルームウェアの洗濯方法
レーヨン素材は水に弱いため、ジェニファーパメラでは基本的に手洗いを推奨しています。
本来ドライクリーニングすることがのぞましいデリケートな素材のため、
自宅で洗濯する場合は、ホームクリーニングという気持ちで洗濯するようにしましょう。
レーヨン素材には、水に濡れると染料が溶け出しやすい性質があるため、
洗濯の際に色落ちや、シミ、他の洗濯物へ色移りしたりすることがあります。
特に濃い色のルームウェアの場合、染料が落ちやすいため洗濯の際は単独で洗うなど注意が必要です。
レーヨンを他の洗濯物と一緒に洗うう場合、洗濯前に必ず色落ちしないかチェックしましょう。
ルームウェアの目立たない裏側の部分に洗剤を少しだけつけ、
白い布や綿棒などで表面を軽くこすります。
色移りしてしまったら他の洗濯物と一緒に洗うのは避け、
洗い方に気をつけてレーヨン素材だけ単品で洗濯するか、
洗濯桶などで手洗いするようにしましょう。
デリケートな素材にオススメの洗濯洗剤
洗濯をする際通常の洗濯時に使うような洗濯洗剤ではなく、デリケートな繊維が傷みにくいような「おしゃれ着洗剤」を使用してください。
オススメなのは、ラノリンが配合された洗濯洗剤。
ラノリンとは、羊毛に付着している脂質成分を精製したもの。
お洗濯のたびに失われてしまうラノリンを補いながらお洗濯をすることで、
デリケートな素材の物でも買った時の質感を長く楽しむことができます。
カナダ生まれ、100%天然成分で作られた衣料品用洗剤、『ユーカラン』なら、
ラノリン配合で、泡切れが良いためすすぎが1回でOKなのでオススメです。
綿100%のルームウェアやもこもこルームウェアの洗濯洗剤はいつも使っているものでかまいませんが、
『ユーカラン』などのおしゃれ着用の洗濯洗剤を使うと傷むのを予防できます。
レーヨンのルームウェアの洗い方
デリケートな素材のため、負荷をかけずにとにかく優しい洗い方をすることが大切です。自宅での洗濯は水に浸す時間を短くでき、優しい洗い方ができる手洗いがおすすめです。
洗濯機でも「ドライコース」や「手洗いコース」などのデリケート素材を
優しく洗えるコースを選べば自己判断になりますが洗濯は可能です。
1:素材の傷みを予防するためにルームウェアを裏返しにして
型崩れしないように軽くたたんで、洗濯ネットに入れます。
2:洗濯洗剤は必ずおしゃれ着洗剤を使用してください。
3:バケツに水をはり、洗剤を溶かして洗濯液を作り、そこにルームウェアを入れ、優しく押し手洗いを30秒程度します。
※ごしごしと揉み洗いする洗い方は生地を傷めるため厳禁です。
4: 洗面器の水を入れ替えて、衣類を水の中でゆらすように優しく振り、
泡がなくなるまで繰り返し、きれいな水に入れ替えてしっかりとすすぎます。
※水に浸かっていると手洗いのすすぎだけでも生地へダメージを与えてしまいます。
30秒程度で素早く終わらせるようにしましょう。
5:泡がしっかりと切れたら、洗濯機で軽めに脱水、またはタオルドライします。
※洗濯機での洗い方同様、脱水機にかけてもよいですが、生地のダメージを最小限に減らすためにタオルドライがおすすめです。すすぎ後の衣類をバスタオルなどで包んでポンポンと水分を吸わせます。軽く挟むだけである程度の水分は取れるため、しっかり乾燥させようと強く叩く必要はありません。
6:レーヨンを干すときは風通しの良い場所で陰干しにし、
縮みの原因になりますので乾燥機のご使用はお避けください。
レーヨン素材のルームウェアは短時間の脱水で
洗濯機による脱水はデリケートなレーヨン生地には負担が大きいため、できるだけ短時間で終わらせることが重要です。
脱水は脱水を始めてから10〜30秒程度で止めるくらいがよく、
水が滴り落ちるほどでなければ少々水分が残っていてもOK。
脱水はどうしてもルームウェアにダメージをあたえてしまうため、
完全に脱水させるのではなく、軽く水分を飛ばすくらいの気持ちで行いましょう。
レーヨン素材のルームウェアは平干しで
レーヨン素材のルームウェアを干す際は、ハンガーにかけるのではなく、平干しするようにしてください。レーヨン素材をハンガーにかけて干したり、ピンチで吊るしたりして干してしまうとシワになったり、伸びて形崩れしてしまうことも。
干す際は、しっかりとシワを伸ばしてから平干ししましょう。
レーヨンのルームウェアを探す |
ルームウェアのお洗濯のポイント
洗い方・干し方に気を配れば、お家でのお洗濯でも綺麗な状態を保てます。ルームウェアのお洗濯をする際に、どんな素材でも気を付けておいた方がよいポイントをまとめてみました。
洗濯ネットについて
摩擦で生地が傷ついたり、形崩れしたりする恐れがあるため、洗濯ネットは、
どんな素材のルームウェアを洗濯する場合でも必ず使用するしましょう。
洗濯ネットはルームウェアのサイズにあったものを使用しましょう。
洗濯ネットが大きすぎると、せっかくたたんだルームウェアが
洗濯ネットの中でぐちゃぐちゃになってしまい、
生地が痛みやすくなったり、毛玉の原因となったりしてしまいます。
逆に洗濯ネットが小さすぎると、洗濯ネットの中にパジャマを
ぎゅうぎゅうにつめてしまうことになり、
厚手のものなどは、洗濯液がパジャマの中まで浸透せず、
しっかり洗えていないことがありますので注意しましょう。
さらにダメージを減らしたい場合は、ルームウェアをバスタオルなどで
包んでから、洗濯ネットに入れる洗い方もよい方法です。
洗剤をいれるタイミングについて
あなたは洗濯をする時に洗剤をいつ洗濯機や洗濯桶に入れていますか?たいていの人は先に洗濯槽に衣類を入れてからスタートボタンを押し、洗剤の投入口に洗剤をいれるのではないでしょうか?
なにも考えずにそうしてしまうと、一番最後に洗剤の投入口を通って水が出てくることになります。
でも実はそれ、順番が間違っているのです。
洗剤は必ず衣類を入れる前に投入するようにしてください。
はじめに洗濯槽に水を溜める段階で洗剤を投入し”洗濯液” を作ります。
30秒〜1分ほど洗濯物を入れない状態で撹拌させたのち、それから洗濯物を投入して後は洗濯機におまかせします。
これは洗剤をまんべんなく行き渡らせるだけではなく、洗濯によるダメージから衣類を守る効果があります。
衣類が真水に直接触れてしまうとダメージを受けやすく、さらに汚れも落ちにくなるからです。
水→洗剤→洗濯物の順番で!
1個あると便利!手洗いにおすすめの洗濯桶
洗濯をするときに便利なのが洗濯桶。洗面器でもできないことがないですが、容量が小さいためもこもこ素材は上下別々でしか洗濯できなかったり、家族がお風呂で使っていたり何かと面倒ですよね。
そんな時にあると便利なのが洗濯桶なのです。
底に水抜け用の排水栓があること
洗濯水と水をすった洗濯物の重量は重たいですよね〜
すすぎの時など洗濯桶の底に排水栓がついていると、ポンっと栓を抜くだけで排水できちゃいます。
この機能が想像以上に便利で腰痛持ちの方にもオススメなのです。
使わないときは折り畳みができること
洗い桶はそのままだとなかなかかさばるため、安易に買ってしまうと収納に困ってしまいます。
折りたためるものを選んでおくと、ちょっとした隙間でも収納できるため便利です。
折りたたんだ際も自立ができること
スタンドがついているため、洗い桶だけで自立してくれるため横においてあるんものをとってもずり落ちません。
立てかける必要がないため省スペースですみます。
吊り下げ収納するための穴があいていること。
S字フックをかけられる穴がついていると壁面にかけたり、
タオルバーにひっかけたりできるので収納場所を自由に決めることができます。
この条件をすべて満たすのがこんな洗い桶。
洗濯をする際の水量はたっぷりと!
洗濯をする際はたっぷりの水量で洗うと仕上がりに違いが現れます。たっぷりの水で洗うことでパイル同士の摩擦が和らぎ、
ごわつきの原因を減らすほかパイルがつぶれにくくなります。
また洗濯機の水の中で洗濯物が大きく動くことで、
汚れが落ちやすくなり、毛羽落ちも防ぎやすくなります。
洗濯時の水量を多めにすることで柔軟剤を使わなくても、
パイルが起毛しているように立ち上がり、
ふわふわの質感を維持することができます。
ドラム式の洗濯機はもともと水量が少なく設定されていますので、
必ず水量を多めに変更してから洗濯機を回すと良いでしょう。
洗濯機に対し衣類が30〜40%くらいの量であれば、水量を中程度の通常通り。
衣類が60〜70%程度であれば、水量は一番量が多い状態に変更してください。
縦型洗濯機の場合は、洗濯物1kgに対して水を10Lほど
ドラム式の場合は、水を7〜9Lが目安となります。
たっぷりの水で洗うだけでも、ルームウェアの仕上がりに違いが表れます。
洗濯機に入れる洗濯ものの量はMAX70%
1回で洗濯を終わらせたくてついつい入れすぎてしまったりしていませんか?たくさんの洗濯物を入れて洗うと、手間がなく短時間で洗い終わります。
特に最近は共働きが増えてきて、仕事に家事に忙しく、洗濯はできるだけ手短に終わらせたいと思ってしまいますよね。
でもだからといって、詰めすぎてしまうと洗濯物が十分回らず、
洗濯機の中で軽く洗濯物が濡れただけで、
汚れまでしっかり落ちていない可能性が高いのです。
市販の洗濯機では、コンパクトサイズで6kg程度、家庭用で9kg〜10kg以上程度。
でもこの量は、あくまで洗濯物を洗濯層にどの程度まで
入れることができるかどうかの目安です。
洗濯物の汚れが落ちるのは、洗濯機の水流をうまく活用しているからです。
ドラム式であれば、上から下に洗濯物が落ちる力を利用し汚れを落としています。
縦型洗濯機では洗濯槽で水流が発生し、衣類を揉み込むように汚れを落としています。
これらの働きが正しくおきるためには、衣類の量と水量が適切でなければなりません。
洗濯物は洗濯槽についつい90%くらいつめてしまいたくなりますが、
これでは水流が発生せず、洗濯機の機能を発揮していません。
また汚れが落ちなかったり、臭いや故障の原因になってしまうことも。
洗濯機が持つ機能を十分発揮させるには、70%程度までが限界です。
洗えているような気がしても、実際には汚れが落ちておらず、
洗濯機にも負担をかけていた可能性があります。
汚れが落ちていなければ、何度も洗うはめになり手間が増えるだけでなく、
衣類を傷めてしまっただだけなので、ぜひ正しい量を見直してみてください。
洗濯物は詰め込んでも70%程度にしておきましょう。
柔軟剤は使わないで!
洗濯をする時、なんとなく使ってしまう柔軟剤。ふわふわのルームウェアをさらにふっくらさせたいという気持ちはわかりますが、柔軟剤は使用しないでください。
柔軟剤は、例えるとリンスのようなもの。
繊維にコーティングをかけるため、ふっくらしますが、
コートされた分、どうしても吸水性が低くなってしまいます。
パジャマに吸水力は関係あるの?と思うかもしれませんが、
パジャマは体を冷気から守るだけではなく、
就寝中の汗を吸って体温を一定に保つという大事な役割を果たしています。
柔軟剤は毛羽落ちの原因にもなります。
柔軟剤は使用せずに洗濯時の水量を多めにするようにしましょう。
もし、どうしても柔軟剤を使いたい場合は、
乳白色タイプのものではなく、透明タイプのものを使用するようにしましょう。
透明タイプは乳白色タイプに比べ、吸水性が落ちないよう改良されているんだそう。
またどうしても柔軟剤を使いたい場合は毎回使うのではなく手触りが硬いと感じてから、
数回のお洗濯に1回程度、使用量の目安を守って使うようにするとよいでしょう。
パジャマのシワが気になってしまうときは
ガーゼ素材や綿100%のパジャマを洗濯する時に、
乾いたあとシワが気になってしまうときありますよね?
お家できるものだから、シワクチャでも気にしなくてもOKといえば
気にしなくてもOKですが、やっぱりシワのないパジャマは素敵ですよね。
かといってパジャマにアイロンをかけるのは面倒。。。
そんな手間をかけなくても、きれいにできる裏技があるんです!
パジャマにアイロンなんて面倒くさいな〜なんて悩む時は、
水滴がポタポタ〜っとまだ少し気になるかなという程度に軽めに脱水してみてください。
その後、お風呂場やベランダなど水滴が少々落ちてもきにならない場所で
上下に強く振って一度全体を伸ばしてから 干すと
シワ防止になり、アイロンいらずでもキレイな仕上がりに。
ルームウェアを洗濯機まかせでそのまま脱水してしまうと、
脱水しすぎてしまって、脱水の時点ですでにシワができてしまっているため、
そのあといくら手でひっぱってから干したところで
なかなかシワはとれてくれず、乾いてみると更にシワクチャになってしまいます。
生地にシワがつかない程度に軽く脱水することで、シワができにくくなり
いつ誰に見られても恥ずかしくない仕上がりになりますよ。
脱水後は短時間で
洗濯する際は必ず洗濯ネットに入れるとはいえ、ルームウェアには強い遠心力がかかってしまいます。
素材によっては脱水の段階で型崩れを引き起こしてしまうことがありますので
これを防ぐためにも、脱水は40秒〜1分間程度で終わらせるようにしましょう。
また、ルームウェアをタオルに包んで洗濯ネットにいれて脱水する方法も
ルームウェアが傷みにくいたいめオススメです。
洗濯を終えたら放置せず、すぐに干しましょう。
そのままおいておくと、シワになりやすいだけでなく、生乾きの原因になってしまって臭いが発生してしまうことも。
乾燥機について
服やルームウェアの洗濯表示をみると、最近はほとんど乾燥機のマークのところにバツがついていると思います。長く使おうと思うとやはり乾燥機の使用はできるだけ避けていただいた方が無難です。
高温が加わると、肌触りを損なってしまったり、収縮による型崩れを起こしてしまったりすることも。
できれば乾燥機は「タオル」などの消耗品だけに使用するのがおすすめです。
ただ、スタッフの中には毎回、必ず乾燥機で乾燥させて乾燥機ならではのふわふわ感を楽しんでいるという強者も。。。
もこもこルームウェアの場合は縮んだりすることはほとんどないかもしれませんが、生地を傷めてしまう場合があります。
ただ、メーカーとしては乾燥機は推奨しておりません。
乾燥機を使用する場合は、自己判断でお願いいたします。
洗濯を干す場所について
ルームウェアを使っていくうちに色が薄れてきてたというお悩みを時々聞きます。何度か使用した後に起こったことだとしたら、
それは洗濯による色落ちではなく、
日光による色あせの可能性が高いかもしれません。
カラッと晴れたお天気の良い日はついしっかりと太陽に当てて
洗濯物を乾燥させたくなりがちですが、
太陽光に含まれている紫外線は殺菌効果がある半面、
衣類の染料を分解してしまうというデメリットがあるのです。
特にネイビーやブルー系の濃色は太陽によって色が抜けやすいといわれていますので、
お洗濯をして干す際は直射日光が当たりにくい陰干しで干すことで、
色あせを防ぐことができます。
風通しがよければ陰干しでも乾燥させられます。
お気に入りのルームウェアを探す |
まとめ
いかがでしたか?洗う時の水量を多くすなどほんの少し洗い方を変えるだけで仕上がりが劇的に変わります。
素材の特性を知り、ホームクリーニングでも洗濯機での洗濯でも、
そのルームウェアの素材に合った方法を選んで手をかければ、
買った時の風合いを長い期間楽しむことができます。
洗濯をする際はぜひ参考にしてみてくださいね。
『恋するルームウェア』の他の記事をチェック! |