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- パジャマを長持ちさせるヒント付!パジャマを買い替えるタイミングはいつ?
あなたはパジャマを購入したら、どれくらいの頻度で買い替えていますか?
愛用のパジャマが少しくらい黄ばんできたり、小さな穴があいたりしても、お家の中で誰にも見られないからと買い替えるタイミングを見失ってついついそのまま着ちゃってるという人もいるのでは??
でも、服にも交換時期があるように、お家の中で着るパジャマにも交換しなければならない時期があります。
寿命を過ぎたパジャマを着ていると、着心地が悪いだけでなく、寝心地が悪く睡眠の質を低下させてしまうことも。
良質な睡眠はお肌の状態や、疲れの抜け具合に直結します。
仕事に家事や育児にと忙しい女性こそ、快適な眠りを得るためにパジャマに気を使って良質な睡眠をとるようにしましょう。
身体がリセットできずに疲れたままだとイライラしてしまい、忙しい日々を楽しく乗り切ることができません。良質な睡眠をとるためにもパジャマの寿命や買い換えるタイミングなど今回はご紹介していきます。
パジャマの寿命は約2〜3年
消耗品で、頻繁に買い替えることも多いパジャマですが、一般的には約2〜3年で寿命を迎えるといわれています。パジャマには素材や縫製の仕方など様々な種類がありますが、適切なお手入れをすることで2〜3年は問題なく着用できます。しかし、1日中ずっと同じパジャマで過ごしていたり、間違った洗濯方法で洗濯していたり、干し方が悪かったりと、きちんとお手入れができていなかった場合は、寿命がもっと短くなってしまうこともあるのです。
お気に入りのパジャマを長く使うためには、正しい洗濯方法や保管方法、生地別の洗濯頻度などを知ることが大切なのです。
パジャマを買い換えるタイミング
では、どのような状態になったらパジャマを買い換えると良いのでしょうか? ここでは、パジャマの寿命を判断する目安を挙げて、解説していきます。今お使いのパジャマにこのような症状がみられない場合はまだまだ使えます。もしあてはまるような症状がみられる場合は、残念ですがお気に入りのパジャマであってもいさぎよく買い替えるのがオススメです。汗を吸わなくなってきた
人は、寝ている間にコップ3杯分の汗をかくといわれています。コップ3倍分の汗のほとんどをパジャマが吸い取っくれるため、寝苦しさを感じることなく快適に寝ることができているわけですが、好きなパジャマばかり長年愛用していると、どうしても生地がくたびれてしまったり、薄く擦り切れてしまったりして、どんどん汗を吸わなくなってきてしまいます。パジャマを着て寝ていて、夜中に汗をかいてハッ!と目を覚ましてしまうことはありませんか?パジャマをきているのに汗を感じたり、ベタベタしたり、汗がなかなかひかず寝苦しく感じる場合は、生地の吸湿性がなくなってしまっているからなのです。
汗を吸わなくなったパジャマをそのまま使い続けるのは睡眠を妨げるだけでなく、不衛生で肌荒れの原因になってしまうこともありますので、パジャマの買い替え時と思うようにしましょう。
毛玉だらけになってきた
パジャマの中には、どうしても毛玉ができやすい素材のものもあります。少し毛玉ができたくらいなら特に気にしなくてもよいのですが、毛玉が多い場合は生地の肌触りが悪くなってしまうので寝心地も悪く、見た目もよくありません。多少の毛玉であれば、毛玉取り機でとってしまえばまだまだ使える場合もありますですが、多くの繊維が毛玉になってしまった場合は、パジャマの生地が毛玉ができた分だけ薄くなってしまっているということ。
たくさんの毛玉ができて目立つようになってきたら、吸湿性が衰えたり、ザラザラとした肌触りが良質な睡眠をさまたげたりしてしまうことがありますのでパジャマは、買い替えたほうが無難でしょう。
肌触りが悪くなった
毛玉ができていない場合でも、買ったときに比べて明らかに肌触りが悪くなってしまったと感じるときは、生地がくたびれてきてしまったサインです。生地がくたびれたり、薄くなってしまうのは、使用頻度が高かったり、何度も洗濯を繰り返したことが原因です。毎日汗を吸収してくれるパジャマを気持ちよく着るためには、必ず洗濯をして清潔に保たなければなりませんが、どんな素材のパジャマでも基本的には洗えば洗うほどパジャマは傷んでしまいます。これは消耗品である以上は仕方のないこと。パジャマの肌触りが悪くなってしまうと、着ていても気持ち悪く気になってしまって肌ストレスの原因になることも。
生地が薄くなったり、肌触りが悪くなってしまったパジャマは、もったいないと思わずに消耗品と思って、いさぎよく買い替えましょう。
ウエストのゴムが緩くなってきた
パンツにゴムが入っているタイプのパジャマの場合は、洗濯をくりかえすたびにだんだんとゴムがゆるんでくることがあります。ゴムの取り換え口がないもの、ゴムがひっくり返らないようにウエストと一緒に縫われているものは簡単にはゴムの入れ替えができません。ゴムの取り出し口があり、ゴムを入れ替えることのできるパジャマもありますが、すでに2〜3年以上着ている場合は生地も傷みはじめて、くたびれてしまっています。パジャマ自体の着心地も悪くなってしまっていますし、このタイミングで思い切って買い替えてしまうとよいですね。
生地が黄ばんできた
パジャマでもっとも気になるのは生地が黄ばむこと。特に白いパジャマや水色などの淡色のパジャマは一度黄ばんでしまうととても気になってしまいますよね。パジャマの生地が黄ばんでしまうのは、着る人の身体の皮脂が生地にこびりついてしまい、通常の洗濯では汚れが落とせなくなっているからです。漂白剤などを使って黄ばみを落とす方法もありますが、パジャマが淡色であればあるほど一度黄ばんでしまうとなかなか落ちないことも多いですよね。
肌触りや吸湿性に問題がなければ、誰にもみられないものと割り切って黄ばんだパジャマを着ていも構いませんが、洗面台で鏡をみるたびに毎回がっかりするくらいなら、気持ちがあがる自分のお気に入りのパジャマへの買い替えを検討しましょう。
変な臭いが残る
パジャマをこまめに洗濯していも臭いが残ってしまう場合は、洗濯では落としきれなかった皮脂汚れや雑菌がパジャマの生地に定着してしまっているのかもしれません。長年使い続けたパジャマや、何度も室内干しを繰り返してしまって臭いがこびりついてしまったものは、臭いがもうとれないのでしょうか?パジャマの嫌なにおいをとる方法は、衣類用の漂白剤(※台所用の漂白剤は強すぎて生地が色落ちしてしまいますので使わないように注意しましょう)やお湯につけ置きしてみましょう。つけ置きしてみても嫌な臭いがとれない、濡れると嫌なにおいがぶりかえしてしまう場合は、残念ながら臭いを完全にとるのは難しいでしょう。
パジャマを着るたびに嫌な臭いがしていては気になって眠れなくなってしまいます。
良質な睡眠をとるためにはストレスは大敵!気持ちよく眠るためにも臭いのするパジャマは買い替えましょう。
光沢がなくなってきた
ベロアやレーヨン、シルクなどのパジャマは、デリケート素材用の洗濯洗剤を使用したり素材にあった洗濯方法があります。通常の洗剤で洗った場合、洗濯で光沢がなくなってしまう場合もあります。ユーカランなどのデリケート用の洗剤を使い、素材にあわせた洗濯方法で洗濯していても購入時のような光沢がなくなってきた場合は、生地が薄くなってしまっているので、早めに買い替えた方がよいでしょう。パジャマを長く使うための洗濯頻度
パジャマはいつも清潔にしておきたいものですが、お気に入りのパジャマを傷めず長く使っていくためには、どのくらいの頻度で洗濯するとよいのでしょうか?できるだけ長く着心地良く使っていくためには、パジャマの洗濯頻度も重要なポイントです。ここでは、お気に入りのパジャマをできるだけ長く大切に使いたいというあなたのために、パジャマを洗濯する理由と素材別の理想の洗濯頻度を紹介していきます。
他の人は何日おきにパジャマを洗っているのか気になる人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
パジャマの洗濯は週に何回するのが正解?
パジャマはお風呂に入った後に着るのが一般的です。そのため汚れはあまりつかないと考えられており、 パジャマを洗濯する頻度は、週に2〜3回がおすすめです。 毎日使うたびにお洗濯をしたい人もいるかもしれませんが、汗をかきやすい子供に比べ、大人は汗をあまりかかず、食べ物や飲み物などでパジャマを汚してしまうこともあまりありません。毎回着るたびに洗濯してしまうと、洗濯するたびに生地が傷んでしまいパジャマの寿命が短くなってしまいます。ただし、子供さんのパジャマの場合や、汗っかきな人の場合は、何日も汗をたっぷりと吸ってしまったパジャマを着続けると皮脂汚れがたまって雑菌が繁殖してしまい、嫌な臭いが発生してしまうかもしれません。汗をかきやすい人や夏場はこまめに洗濯する方がよいでしょう。
パジャマの素材別の洗濯方法は?
パジャマの生地によって、お洗濯の方法や週に何回洗濯するかは異なります。ここでは代表的なパジャマを素材別に簡単に紹介していきます。
もこもこパジャマの洗濯方法
ふわふわとした肌触りと暖かさが魅力のもこもこパジャマは、暖かい分、羽毛布団などで寝ていると熱がこもって汗をかきやすくなっています。パッとみて汚れていないようにみえても、汗をかきつづけると雑菌が増殖し嫌な臭いの原因になってしまいます。汚れていないと思っても、週に2〜3回は洗濯するようにしましょう。もこもこパジャマは手洗いマークがついていることがほとんどのため、洗濯する際は手洗いするか、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れて「おしゃれ着コース」などで洗うようにしてください。
綿100%やガーゼのパジャマの洗濯方法
素肌に優しい手触りで、アトピーなどの敏感肌の方や美意識が高い女性からも幅広く支持されている綿100%やガーゼパジャマは、週2〜3回ほど洗濯するとよいでしょう。ただ、綿100%やガーゼ素材のパジャマは乾燥機にかけると縮みやすいため、乾燥機の使用はしないほうがよいでしょう。綿100%やガーゼパジャマは爽やかな気持ちの良い着心地で、吸汗性や通気性にも優れていますが、合成繊維よりも気を遣う一面もあります。
詳しくは「パジャマの素材・選び方 コットン編」をチェックしてみてくださいね。
レーヨンのパジャマの洗濯方法
吸湿性の良いレーヨンは、水には弱いので洗濯頻度が高ければたかいほどすぐに生地を傷めてしまいます。洗濯頻度は、できるだけ少な目にしたいもの。オシャレ着用の洗剤を使って、優しく手洗いがオススメです。詳しい洗濯方法は「パジャマの素材・選び方 レーヨン編」をチェックしてみてくださいね。
シルクのパジャマの洗濯方法
デリケートなシルクのパジャマの場合は、クリーニングに出すのが基本です。ただお家で着るパジャマを毎回クリーニングにだすのは難しいもの。そんな時は自宅での手洗いがよいでしょう。
普通のパジャマのような頻度でシルクのパジャマを洗濯してしまうと、あっという間に生地が傷んでしまうため、洗濯する頻度は控えめにしてください。シルク専用の洗剤を使い、優しく手洗いをして、お気に入りのシルクのパジャマを長く楽しんでくださいね。
お気に入りのパジャマを長く使うために
お気に入りのパジャマはできるだけ長く着たいもの。良質な睡眠を守るためには、パジャマの洗濯頻度を守るだけでなく、正しい洗濯方法で洗う必要があります。ここでは、パジャマを長く使うためのポイントを解説していきます。
素材ごとの詳しい洗濯方法はこちらをチェックしてみてください。
必ず洗濯表示を確かめよう
大切なのは、洗濯表示をチェックすること。同じ素材だからといって同じ洗濯表示であるとは限りません。生地の編み方やプリントの方法などによって、パジャマが洗濯機で洗えるかどうかは変わってきます。お洗濯前には、必ず確認するようにしましょう。素材によって、洗濯方法も変わります。洗濯表示に示された洗濯方法を守ることで、パジャマを長く愛用できます。
パジャマは裏返してから洗う
洗濯する際は、汚れている方が表になるようにして洗いましょう。パジャマの場合、素肌で直接着ることも多いため、汚れの多くはパジャマの裏側についていることがほどんどです。汗や皮脂汚れ、タンパク質汚れがついている裏側を表に返して洗うことで、生地の傷みを防ぐだけでなく、汚れが落ちやすくなり、お洗濯の効果を高めることができます。ただ裏返していれるだけでは、洗濯の途中でグチャグチャになってしまったり、表側にもどってしまうことがありますので、裏返したら必ず洗濯ネットにいれるようにすると洗濯ネットがパジャマのよごれた面を固定してくれるので1度の洗濯でも汚れをスッキリとおとしやすくなります。
洗濯ネットに入れてから洗濯をしましょう
パジャマは綿100%などの天然素材であれば、生地自体に毛玉が発生することがあまりありません。ただ、他の洗濯物と一緒に洗濯することで繊維が付着してしまったり、生地が傷ついたり、毛玉が付いているように見えることがあります。こうしたことを防ぐためにも、必ずネットに入れてから洗濯するように心がけましょう。洗濯ネットの網目は広いものより細かなほう、薄手の洗濯ネットより厚手の洗濯ネットの方がパジャマの生地は傷みにくくなるのでオススメです。
デリケート素材には専用の洗濯洗剤を!
デリケート素材を洗うときに普通の洗濯洗剤をいれてしまうと、生地をいためたり縮みの原因になってしまいます。特に注意したいのは綿やポリエステルなど普通の洗濯物とレーヨンなどのデリケートな素材のものを一緒に洗ってしまうとき。パジャマ一枚だけを別で手洗いするのは面倒なのはわかりますが、一度に洗濯するにしても洗剤は必ずオシャレ着用の中性洗剤をつかいましょう。綿やポリエステルなどはオシャレ着用の洗濯洗剤であらっても傷みませんが、デリケート素材は通常の洗濯洗剤を使うと生地を傷めてしまいます。色落ちや生地の傷みを軽減するという目的でも、中性洗剤がおすすめです。
オススメなのは、ラノリンが配合されたオシャレ着用の中性洗剤です。
薬局などで売っているエマールやアクロンなどオシャレ着洗い用の洗剤には含まれていない成分なのですがこれが配合されているのと、されていないのとでは洗いあがりにかなり差がでます。
ラノリンとは、羊毛に付着している脂質成分を精製したもの。
お洗濯のたびに失われてしまうラノリンを補いながらお洗濯をすることで、
デリケートな素材の物でもワシワシにならず、買った時の質感を長く楽しむことができます。
特にシルクやレーヨンのようなデリケートな生地もすっきり優しく洗いあげてくれるユーカランがおすすめです。
カナダ生まれ、100%天然成分で作られた衣料品用洗剤、『ユーカラン』なら、 ラノリンが配合されていて、泡切れがとにかく良いため手洗いでもすすぎが1回でOK。
水に弱いレーヨン素材のパジャマには特にオススメの洗濯洗剤です。
手洗いするときは折り畳み式の洗濯用の洗い桶があると便利!
こちらは底面に排水口もついていて、水の入れ替えも楽に行えます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、パジャマを買い替えるタイミングについてご紹介しました。 お気に入りのパジャマはできるだけ長く使いたいものですが、消耗品である以上、ある一定の期間で寿命を迎えてしまいます。
お気に入りのパジャマだと生地が傷んできていてもつい見て見ぬふりをしちゃいがちですが、生地が薄くなってきたり、毛玉や臭いなどがついてきたりしたら
迷わず思い切って新しいパジャマに買い替えましょう。
着心地の良いパジャマをきることで睡眠の質もあがり、気持ちもリフレッシュして身体の疲れもとれやすくなるはずですよ。
お気に入りのパジャマを着心地良く長く使うためには洗濯方法も、ぜひ参考にしてみてくださいね!